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非同期面接とは?録画面接との違い・メリット・導入方法を解説
2026/5/21
非同期面接とは、企業と候補者が同じ時間に集まらず、候補者が録画回答などを提出し、企業が後から確認する面接方法です。
面接日程調整の負担を減らし、一次面接前に人柄や熱意を把握しやすくなります。
面接を設定したいのに、候補者と現場責任者の予定が合わない。日程調整に時間がかかるうちに、候補者の応募意欲が下がってしまう。採用現場では、こうした悩みが起こりがちです。
非同期面接は、企業と候補者が同じ時間に集まらなくても進められる面接方法です。候補者は都合のよい時間に質問へ回答し、企業は後から内容を確認できます。
この記事では、非同期面接の意味、録画面接やAI面接との違い、メリット、導入時の注意点を整理します。
この記事でわかること
非同期面接の意味
録画面接・AI面接との違い
非同期面接が注目される理由
導入時に決めるべきこと
候補者体験を損なわない注意点
非同期面接とは
非同期面接とは、企業と候補者が同じ時間に面接を行わず、録画回答や事前質問への回答をもとに選考を進める方法です。
一般的な面接では、企業側と候補者側が同じ時間にオンラインまたは対面で話します。非同期面接では、候補者が決められた質問に対して動画やテキストで回答し、採用担当者や現場責任者が後から確認します。
「一方通行の面接」というより、面接前に候補者理解を深めるためのステップと考えるとわかりやすいです。一次面接の前に、人柄、話し方、仕事への向き合い方を確認できます。
非同期面接と録画面接の違い
録画面接は、候補者が質問への回答を動画で録画し、企業に提出する形式を指すことが多いです。非同期面接は、録画回答を含むより広い考え方です。
たとえば、動画回答、事前質問、音声回答、AIによる回答整理などを組み合わせ、同じ時間に会わずに候補者理解を進める設計が非同期面接にあたります。
項目 | 録画面接 | 非同期面接 |
|---|---|---|
意味 | 候補者が動画で回答を提出する形式 | 同じ時間に会わずに候補者理解を進める方法 |
主な手段 | 動画回答 | 動画回答、事前質問、音声回答、AIによる整理など |
目的 | 候補者の話し方や雰囲気を確認する | 面接前に候補者理解を深める |
つまり、録画面接は非同期面接の代表的な方法のひとつです。非同期面接は、面接そのものをなくすためではなく、会う前の情報を増やすために使います。
非同期面接とAI面接の違い
AI面接は、AIが質問、回答の整理、要約、評価補助などに関わる面接方法です。非同期面接は、企業と候補者が同じ時間に集まらない進め方を指します。
そのため、両者は対立するものではありません。非同期面接にAIを組み合わせることで、候補者の回答を要約したり、確認すべき観点を整理したりできます。
ただし、AIだけで合否を決める設計は慎重に考える必要があります。
AIは判断を支援するものとして使い、最終的な判断は人が責任を持って行うことが大切です。
非同期面接が注目される理由
面接日程調整の負担を減らせる
採用活動では、日程調整そのものが大きな負担になります。採用担当者、現場責任者、候補者の予定を合わせるだけで、数日かかることもあります。
非同期面接では、候補者は自分の都合に合わせて回答できます。企業側も、空いた時間に確認できます。最初の接点で予定調整に時間を使いすぎないため、採用活動を前に進めやすくなります。
一次面接前に候補者を知りやすい
書類だけでは、候補者の人柄や話し方までは見えにくいです。非同期面接で動画回答を確認できると、応募理由、仕事への熱意、コミュニケーションの雰囲気が伝わりやすくなります。
面接当日は、すでに確認した内容を繰り返すのではなく、気になった点を深掘りできます。結果として、面接時間をより有効に使いやすくなります。
現場責任者と情報を共有しやすい
店舗採用やアルバイト採用では、店長や現場責任者が候補者を確認したい場面があります。ただ、全員が同じ面接に参加するのは簡単ではありません。
非同期面接なら、候補者の回答を後から共有できます。採用担当者と現場責任者が同じ情報を見ながら話せるため、「どこを面接で確認するか」をそろえやすくなります。
非同期面接に向いている採用シーン
非同期面接は、すべての採用に同じように使うものではありません。特に相性がよいのは、応募数が多い採用、日程調整が難しい採用、人柄や接客適性を面接前に知りたい採用です。
飲食店の店舗スタッフ採用
小売店の販売スタッフ採用
美容業界のスタッフ採用
アルバイト・パート採用
応募数が多い一次選考
現場責任者との日程調整が難しい採用
飲食店、小売店、美容業界、店舗スタッフ、アルバイト採用では、候補者の話し方や雰囲気が仕事に関わります。書類だけで判断しにくい情報を補う方法として、非同期面接は使いやすい選択肢です。
中途採用でも、一次面接前に応募理由や転職で大切にしていることを確認できます。面接で聞くべき内容を整理できるため、候補者にとっても企業にとっても話しやすい場をつくれます。
非同期面接を導入する流れ
まず目的を決める
質問数と回答時間を絞る
評価観点をそろえる
候補者に目的を伝える
1. まず目的を決める
最初に決めるべきことは、非同期面接で何を知りたいのかです。人柄を知りたいのか、接客時の話し方を見たいのか、働き方の希望を確認したいのか。目的があいまいなままだと、質問も評価もばらつきます。
たとえば、店舗採用であれば「お客様と接するときに大切にしていること」を聞く。チームで働く職種であれば「周囲と協力した経験」を聞く。職種に近い質問にすると、回答を選考に活かしやすくなります。
2. 質問数と回答時間を絞る
非同期面接では、候補者の負担を増やしすぎないことが重要です。質問数が多すぎると、回答前に離脱される可能性があります。
初期選考では、質問は3問前後に絞るのがおすすめです。自己紹介、応募理由、仕事で大切にしていることなど、面接前に知りたいことに集中します。
3. 評価観点をそろえる
動画回答を見ると、どうしても印象に引っ張られやすくなります。そのため、事前に評価観点を決めておくことが大切です。
たとえば、話のうまさだけでなく、質問に対して具体的に答えているか、仕事への向き合い方が伝わるか、職場との相性を確認できるかを見ます。見た目や撮影環境だけで判断しない設計が必要です。
4. 候補者に目的を伝える
候補者にとって、動画で回答することは緊張する体験です。「うまく話せないと不利になるのではないか」と感じる人もいます。
そのため、非同期面接の目的を事前に伝えます。たとえば、「面接でより具体的にお話しするために、事前にお考えを知りたいです」と説明すると、候補者も回答しやすくなります。
非同期面接の注意点
非同期面接は便利ですが、使い方を誤ると候補者体験を損なうことがあります。質問が長い、回答時間が長い、撮影の見栄えを求めすぎると、候補者に余計な負担がかかります。
また、動画回答だけで候補者を決めきるのも避けたいところです。話し慣れていない人でも、仕事では力を発揮できることがあります。非同期面接は、候補者を理解するための材料として使うのが現実的です。
書類、動画回答、通常面接を組み合わせることで、候補者をより立体的に理解できます。
注意したいポイント
質問数を増やしすぎない
撮影のうまさだけで判断しない
動画回答だけで合否を決めきらない
候補者に目的を事前に説明する
最終判断は人が責任を持って行う
Youlishとの接続
Youlishは、AIとショート動画を活用したAI動画選考プラットフォームです。求人票、応募者PR動画、AI面接をつなぎ、書類だけでは見えにくい人柄・熱意・話し方・カルチャーフィットを面接前に確認できる採用体験を支援します。
公式サイトでも、動画で熱意や人柄を伝えること、AIによる求人情報のレコメンド、興味の可視化、非同期面接機能が紹介されています。
非同期面接は、ただ面接を省略するための仕組みではありません。企業と候補者が会う前に、お互いを理解しやすくするための方法です。Youlishでは、その流れを動画とAIで支え、企業と候補者が人として出会いやすい採用体験につなげます。
非同期面接でよくある質問
Q1. 非同期面接とは何ですか?
非同期面接とは、企業と候補者が同じ時間に面接を行わず、候補者が録画回答などを提出し、企業が後から確認する面接方法です。面接日程調整の負担を減らし、一次面接前に候補者理解を深められます。
Q2. 非同期面接と録画面接は同じですか?
録画面接は、非同期面接の代表的な方法のひとつです。非同期面接は、録画回答だけでなく、事前質問、音声回答、AIによる回答整理なども含む広い考え方です。
Q3. 非同期面接とAI面接の違いは何ですか?
非同期面接は、同じ時間に会わずに進める面接方法です。AI面接は、AIが質問、要約、評価補助などに関わる面接方法です。非同期面接にAIを組み合わせることもできます。
Q4. 非同期面接は候補者に嫌がられませんか?
設計次第です。目的を説明し、質問数を絞り、撮影のうまさではなく本人の考えを知るためだと伝えることで、候補者の負担を減らしやすくなります。
Q5. 非同期面接だけで合否を決めてもよいですか?
非同期面接だけで決めるより、書類や通常面接と組み合わせて判断するのがおすすめです。動画回答は、面接で深掘りするための材料として使うと運用しやすくなります。